ISOとは
ISO(アイエスオー)とは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)というスイス・ジュネーヴに本部を置く非営利法人のことです。
国際標準化機構とは、様々な世界の標準規格(ISO規格)を定める団体であり、世界163カ国がISOという機構に加盟しています。もちろん、日本も加盟国です。
ISO規格は、「国際的な規模で基準を統一する規格」といったものです。
例えば、国によって製品の大きさや品質、安全性や機能性が大きく違うと取引に支障が出てしまいます。そのため、これらに基準を作り標準化させるものがISO規格です。
このISO(国際標準化機構)が定める「ISO規格(国際標準)」のことを省略して「ISO」と呼ぶことがあり、一般的に「ISOを取得する」といえば「ISOの規格の認証を得る」という意味になります。
JISとは
JIS(ジス)とは、日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standards)という日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本規格のことです。
例えば、トイレットペーパーのサイズは日本のJIS規格によって標準化され、幅は114mm、直径はロールの状態で120mm以下と決められており、真ん中の空洞部分の直径は38mmのものが主流です。
この標準化により、日常生活でどこのメーカーの商品を買ってもホルダーに取りつけることができ、困ることなく使用することができる訳です。
ISOマネジメントシステムとは
ISO規格のややこしいところは、「マネジメントシステム」というものに対する規格が存在するということです。
ISOでいう「マネジメントシステム」とは、方針及び目標を定め、その目標を達成するために組織を適切に指揮・管理するための仕組みで、簡単に言えば組織のルールや仕組みのことです。
例えば、通常会社には「朝8:00~始業」などといったルールがあると思います。これも広義ではマネジメントシステムの1種類と言えます。他にも「休暇制度」や「技術手当制度」など会社独自のルールは組織の目標を達成するためのプロセス→マネジメントシステムであると言えます。
組織のルールや仕組みに関する規格というのは少しイメージが湧きにくいですが、マネジメントシステムに対する規格は「こういうルールに則っていれば、経営状況に悪影響は与えない」とか「こういう仕組みで運営していれば、不良品は出にくくなる」というノウハウのようなものです。
丸井工業のマネジメントシステム
丸井工業は、ISO 9001とJIS Q 9100を取得、安全性・信頼性・規格適合性の重視など品質への取組みを行っております。
また、ISO 14001を10年間運用後、環境に配慮し、Y-SDGs、エコアクション21などの認証取得を通じ、品質・環境・持続可能性に真摯に取り組んでいます。
丸井工業株式会社は、引き続き企業として継続的改善を努めて、皆様の期待に応えられる企業として「顧客満足の向上」を目指してこれからも革新を続けます。
丸井工業の品質への取組み
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品質への取組 ISO 9001
ISO9001品質マネジメントシステム
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品質への取組 JIS Q 9100
JIS Q 9100 航空、宇宙及び防衛分野 品質マネジメントシステム